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世界の共通言語

高橋優というミュージシャンを最近知った。

妻曰く、「凄く良い」らしいので聞いてみたけれど、どうもぱっとしてる気がしなくてiTunesの中で曲数は増えていくものの、自分のipodに仲間入りすることは無く、ずっと「ああ、そう」と放置していた。
どうも、そんなに歌がうまいと感じられないことと、曲がPOP過ぎるということと、東京メトロか何かで聞いてたフレーズにまったくピンときていなかったせい。

Ipodの中身は半月に一度位にごっそり入れ替える。
曲数が多すぎると聞きたい曲があってもいつまで経ってもその曲にたどり着けないし、かといって同じのをずっと聞いていると逆に気が滅入るから、そのときそのときのお気に入り数十曲を入れて、あとは全部シャッフルで適当に音楽を入れるというのが自分の習慣になっている。

そのシャッフルの中に入っていたのが妻がせっせとiTunesに積み上げた高橋優という人の曲。
ふと流れてきたので聞いてみると、やっぱりぱっとしなかった。というか、早送りした。
何度か通勤で流れてきた。早送りした。
寝てるときとか、本を読んでいるときはそのまま流しっぱなしで、聞いているといえないような状態で聞いていた。
気がついたらはまっていた。
パワーがあった。
感情があった。
じっくり聞くと、実は凄くよかった。(それでもやっぱり歌はうまくないんじゃないか?と思うけど。)

その人の曲の歌詞に「きっとこの世界の共通言語は英語じゃなくて笑顔だと思う」というのがある。
凄くまっすぐな、すごく真っ当な、J-POPではあまり目にすることの無いインパクトのある歌詞だった。
自分は音楽の歌詞に共感する人間ではないと思っていたのに、グサッと来た。

何よりもまず、自分に言い聞かせたい。
そして小難しい表情をした、いろんな人に聞かせてあげたい。
世界はシンプルだ。
笑顔が一番大事だ。
そのために、暮らすべきだ。何かすべきだ。

今自分がしていること、周りで起きていることは笑顔に向かっているか?
身近に苦しんでいる人はいないか?
地球の裏側で泣いている人はいないか?

自分の生き方を考えると、今までは親を安心させるように生きてきた。
そして、自分が幸せになるように生きてきた。
それ自体は自分がまずやるべき事だったと思うし、間違ったことはしていない。
働いて、自分で稼ぐようになって、妻を持った今、親を安心させるという生きる糧の半分を達成したと少しはいえる今、
自分の幸せばかり考えていないか?楽な方法を選んではいないか?

きっと、自分はまだまだいける。
他の人のためにできることがきっとある。
ただ、やっていない。やっていかないと。

具体的にはどうやるのか?
学生時代に勉強していたことではできないのではないかと思った。
だから、ITという選択肢を選んだ。
でも、そのITを通じて自分の生活を成り立たせることに満足(慣れて)いる自分がいる。
お客様のために働いているけれど、その動機付けは自分の生活が続く事に頭がどんどん向かってしまっている気がする。

大を成し遂げられるとは思っていない。そんな必要も無い。そんな力がある人間でもない。
今の仕事は「地球」の視点で見れば、単なる一企業の一部の業務に従事する人の手助けをするというちっぽけなミッションかもしれないけれど、その積み重ねが人の笑顔に繋がるのだと改めて、自分に言い聞かせる必要がある。
一気に何かをしようと思うのではなく、着実に目の前の事を「誰かのためを思って実践する」事に意味がある。自分なりのやりがいがある。

世界の共通言語が笑顔であるという言葉に、自分の生活や仕事が今はリンクしていない。
だけど、リンクさせられると自分で思うことができれば、誰かから認めてもらうことができればと思う。
そう書くこと自体が「自分が満足する」という欲求に向かっているからエゴイスティックではあるけれど、
それでも実践する事に意味がある。

地球に生きる人それぞれの行動には意味があり、向かう方向や目的や手段は違えど、
本質的にはみんな幸せであることを願うだろう。笑顔で毎日を暮らすことを願うだろう。
そのために自分ができること。モラトリアムの期間は終わり、今は手段が限られた中で、自分に何ができるかはずっと考えていかないといけない。
つらつらと書いてきたこの文章はひどく支離滅裂だ。明らかに整理できていないし、答えも無い。現在進行中なのだろう。

日々自問する中で、この曲の歌詞の持つ意味は凄く大きい。
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